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判例時報 No.2261
             平成27年8月21日 号 定価:1466円 (本体価格:1333円+10%税)

特集 冤罪事件【上】
氷見国賠訴訟 判決全文と論考
 
■判決録
<行政> 2件
<民事> 5件
<労働> 1件
<刑事> 1件


◆記 事◆

現代型取引をめぐる裁判例 (378)……升田 純

◆特集 冤罪事件【上】◆

氷見国賠訴訟(富山地判平27・3・9)
判決全文と論考

第一章 事件総括
 「氷見国家賠償等請求事件判決について」……木谷 明
第二章 代理人による分析
 「氷見事件における刑事手続上の問題点」……前田裕司
第三章 虚偽自白
 「虚偽自白の創り方ABC」……北川鑑一
第四章 冤罪原因行為の違法性
 「氷見国賠判決の理論的省察」……田淵浩二
第五章 取調べ可視化の視点から
 「取調べの可視化と氷見事件」……小坂井久・丸山和大

氷見国賠事件第一審判決全文

◆判決録細目◆

行 政

◎音楽著作権の管理事業者が放送への利用の許諾につき使用料の徴収方法を定めるなどの行為が、独占禁止法二条五項にいう「排除」の要件である他の事業者の参入を著しく困難にする効果を有するとされた事例

(最三判平27・4・28)

▽市庁舎の一部を労働組合等の組合事務所として利用するための目的外使用許可申請を不許可とした処分が取り消されるとともに,目的外使用許可処分の義務付けと国家賠償請求が認められた事例

(大阪地判平26・9・10)

民 事

◎責任を弁識する能力のない未成年者が、サッカーボールを蹴って他人に損害を加えた場合において,その親権者が民法七一四条一項の監督義務者としての義務を怠らなかったとされた事例

(最一判平27・4・9)

○分譲マンションの売主に説明義務違反による損害賠償責任が認められた事例

(大阪高判平26・1・23)

▽一 赤信号無視の自転車が横断歩道を歩行中の女性に衝突して女性が死亡した交通事故において,自転車の運転者に被害女性の死亡に係る損害につき賠償義務を認めた事例
二 同交通事故被害女性の配偶者のうつ病・認知症罹患に係る治療費等の損害について賠償義務が否定された事例

(東京地判平26・1・28)

▽弁護士の活動を批判する月刊誌の記事につき名誉毀損による損害賠償責任が否定された事例

(東京地判平27・4・27)

▽被保険自動車運転中の自損事故について飲酒免責が認められた事例

(名古屋地判平27・3・25)

商 事

○産業再生機構の支援決定を受けて事業再生計画を遂行中のA社を支援するB社がA社の普通株式の公開買付をした際に、A社及びB社の取締役が任務を懈怠したため、A社の株主が不当に安価な株価で公開買付に応じることを余儀なくされたとする損害賠償請求につき、公開買付届出書及び訂正書が提出され、全体として公開買付価格の算定の理路が記載されており、両社の取締役に情報開示義務等の任務懈怠はないとして、請求が棄却された事例

(東京高判平27・3・25)

刑 事

▽一八歳の少年に対する建造物侵入、窃盗保護事件について、少年を医療少年院に送致するとともに、少年が二度の中等少年院入院歴を有することから、医療的措置の必要がなくなったときは、少年の資質上の特性に十分配慮した矯正教育を受けさせるため、特別少年院に移送することが相当であるとの処遇勧告をした事例

(那覇家決平26・11・12)

◆最高裁判例要旨(平成二七年五・六月分)

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