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判例時報 No.0397
             昭和40年2月21日 号 定価:円 (本体価格:円+10%税)

判 例 特 報 ①一、自作農創設特別措置法三条に基づく農地買収処分による国の所有権取得と民法一七七条の適用 二、自作農創設特別措置法一一条の法意(最一判昭39・11・19)   ②法廷等の秩序維持に関する法律に […]


判 例 特 報

①一、自作農創設特別措置法三条に基づく農地買収処分による国の所有権取得と民法一七七条の適用

二、自作農創設特別措置法一一条の法意(最一判昭39・11・19)

②法廷等の秩序維持に関する法律に基づき監置処分を受けた弁護人が原告として右処分の違法を理由に提起した損害賠償請求が排斥された事例(①、②とも東京地判昭40・1・29)③長距離輸送に従事中運転担当者でない運転手が仮眠した場合と過失の成否

(東京地判昭40・2・8)

判 決 録

行 政

〇二名の候補者の氏名に類似する記載のある投票の効力(福岡高判昭39・11・30)

民 事

◎民法四八二条にいう「他ノ給付」が不動産の所有権を移転することにある場合と代物弁済成立の要件(最一判昭39・11・26)

◎狂犬病予防接種による後麻揮症の発生につき医師の過失責任が認められた事例(最三判昭39・11・24)

◎借地法六条にいう遅滞なく述べられた異議にあたるとされた事例(最二判昭39・10・16)

〇妻が夫に無断でした金借の斡旋についての夫の責任(大阪高判昭39・10・23)

〇虚無の会社代表者名義で乗車契約をした者の責任(大販高判昭39・10・14)

▽会社代表者個人の被用者の無断運転につき会杜に保有者責任、使用者責任を認めた事例(東京地判昭39・9・17)

▽地上建物の譲渡担保と敷地賃借権の転貸ないし譲渡の成否(東京地判昭39・9・24)

▽一、使用の差止を求める商標の特定

二、差止を求める被告の行為の特定

三、「強力シンセン」と「玉盛シンセン」 の類似

四、「強カシンセン」の販売行為は権利の濫用(東京地判昭39・12・26)

▽一、自動車を一時的に他人に貸与した者の自動車損害賠償保障法による責任

二、道路横断歩行者の過失につき過失相殺を認めた事例(大阪地判昭39・5・20)

▽一、認知に関する韓国人の本国法の決定

二、強制認知に関する韓国民法の規定は公序に反しない(京都地判昭39・10・9)

▽根付業者と先手業者との報酬分配に関する慣習(神戸地判昭39・11・10)

商 事

▽船荷証券を裏書取得した際に運送人を誤認した場合の名板貸責任の準拠法(東京地判昭39・10・15)

刑 事

◎道路連送法四条一項、 一二八条一号は憲法二二条一項に違反するか(最三判昭39・12・22)

◎控訴審が自ら事実の取調をしたうえで、無罪の一審判決を破棄自判し、有罪とすることの合憲性(最二判昭39・12・18)

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