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判例時報 No.0361
             昭和39年2月21日 号 定価:円 (本体価格:円+10%税)

三六一号 判 例 特 報 ①参議院議員定数の選挙区への配分と憲法一四条(最大判昭39・2・5) ②橋を爆破し災害補助金を編取した事件に関する最高裁判決(最一判昭39・1・23) ③行政手続における適正手続の保障 乗合バス […]


三六一号

判 例 特 報

①参議院議員定数の選挙区への配分と憲法一四条(最大判昭39・2・5)

②橋を爆破し災害補助金を編取した事件に関する最高裁判決(最一判昭39・1・23)

③行政手続における適正手続の保障 乗合バス事業の免許申請却下処分の審査手続が適正手統の保障の要請に反するとされた事例(東京地判昭38・12・25)

判 決 録

行 政

▽教育委員の罷免と町長の裁量権(青森地判昭38・12・27)

民 事

◎上告の濫用に対する制裁を適用した事例(最三判昭38・12・24)

◎知事の許可を条件とする農地の売買契約において転売したときには売主は転買人のために右許可申請手続をする旨の合意の効力(最三判昭38・11・12)

◎登記簿上の現所有名義人が前所有名義人から不動産所有権を取得したと主張する場合現所有名義人は登記の推定力を援用しうるか(最三判昭38・10・15)

〇一筆の土地の一部の無断転貸によりその部分のみの賃貸借の解除が認められた例(東京高判昭38・12・9)

〇一、継続的金融取引の中途において債権者が主債務者の破綻の事実を知りながら連帯保証人の不知を奇貨として巨額の融資をした場合と連帯保証人の責任

二、債権者が右主債務者の破綻の事実を重過失によって知らないで巨額の融資をした場合と連帯保証人の責任(大阪高判昭38・9・5)

〇自分の名にふりがなをつけた字を子の名とする出生届の不受理が正当とされた事例(名古屋高決昭38・11・9)

▽都電と自動車の衝突事故について都電運転手に過失がないとされた事例(東京地判昭39・1・16)

商 事

◎実在しない法人の代表者名義で約東手形を振り出した者の責任(最三判昭38・11・19)

〇手形上会社の表示としての効力がないものと認定された事例(大阪高判昭38・10・24)

労 働

▽教員の解雇につき不当労働行為を認めた事例(福岡地判昭38・11・1)

刑 事

◎公職選挙法一四ニ条の文書図画の頒布の禁止を免れる行為にあたる事例(最二決昭38・12・25)

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