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判例時報 No.0207
             昭和34年12月21日 号 定価:円 (本体価格:円+10%税)

判 例 特 報 ①民事既判事項と刑事裁判所の事実認定 ―小繋事件刑事第一審判決 (盛岡地判昭34・10・26)   ②病的酩酊中の犯行と過失責任 (東京地判昭34・10・20)   判 決 録 行 政 […]


判 例 特 報

①民事既判事項と刑事裁判所の事実認定

―小繋事件刑事第一審判決

(盛岡地判昭34・10・26)

②病的酩酊中の犯行と過失責任

(東京地判昭34・10・20)

判 決 録

行 政

◎弁護士懲戒処分後の事実と懲戒処分の当否(最二判昭34・12・4)

民 事

◎民法二五四条の適用が認められた事例

(最一判昭34・11・26)

〇中小企業等協同組合法に基づく企業組合の総会が招集権のない者の招集にかかるものとして無効とされた事例

(東京高判昭34・9・29)

〇訴訟終了後訴訟上の被救助者からの費用取立と救助取消の要否

(広島高岡山支決昭34・9・11)

▽家屋の腐朽による取段を理由とする解約中入における正当事由の判定

(東京地判昭34・10・20)

▽自動車損害賠償保障法三条にいう 「他人」 の範囲

(長野地松本支判昭34・9・23)

商 事

〇小切手の善意取得

(東京高判昭34・9・29)

労 働

▽一、法人でない組合の賃金支払請求権

二、営業による利益から月割で支払う契約をした場合に中途で営業を廃した場合の効力

(東京地判昭34・10・27)

刑 事

▽弁護士による証拠隠滅教唆罪の成立を認めた事例

(千葉地判昭34・9・12)

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