判例時報 No.0145
昭和33年4月21日 号 定価:円
(本体価格:円+10%税)
判 例 特 報
①法廷における写真撮影に関する刑訴規則二一五条と憲法二一条
(最大決昭33・2・17)
②申請手続に瑕疵ある登記は異議申立の方法によりその抹消を求めることができる
(東京地判昭33・3・19)
判 決 録
◎国税徴収法一七条に基づく代替物件の提供が適法とされた事例
(最二判昭33・3・28)
◎パチンコ球遊器は物品税法にいう遊戯具に当るか
(最二判昭33・3・28)
▽宗教法人法八五条の解釈と住職任命に関する宗則規定の拘束力
(東京地判昭33・2・7)
◎賃借権に基づく給付訴訟の係属と賃借権確認の訴の適否
(最三判昭33・3・25)
〇間接占有と占有の侵奪
(東京高判昭33・3・10)
〇仮処分命令に対する異議の取下と債権者の同意
(東京高判昭33・2・17)
〇不動産の仮差押執行に対する第三者異議事件係属中、債権が判決によって確定し、これに基く強制執行が管轄を異にする裁判所で行われている場合における訴の変更と管轄裁判所への移送
(東京高決昭33・2・5)
▽動機の強迫を認めた事例
(東京地判33・3・20)
▽相続による建物賃借権の承継には建物所有権の移転登記を要するか
(東京地判32・11・20)
▽幼児が負傷による慰謝料治療費を請求する場合監督者の過失は相殺されるか
(新潟地判昭33・2・10)
◎手形法七条による署名者の責任と取得者の善意
(最一判昭33・3・20)
▽裏書の連続を欠く手形所持人が実質上の権利者たる場合と権利行使の許否
(長崎地判昭32・12・26)
〇糧食自弁の停止と自白の任意性
(東京高判昭32・12・16)
▽特異な嬰児殺の事例
(長崎地判昭32・2・17)