判例時報 No.0131
昭和32年12月1日 号 定価:円
(本体価格:円+10%税)
判 例 特 報
①ジラード事件第一審判決
(前橋地判昭32・11・19)
②被解臓者を代表者とする国鉄労組の団体交渉権
(東京地判昭32・11・2)
③手形行為の表見代理と第三者の範囲
(東京地判昭32・9・14)
判 決 録
民 事
◎法人格のない労働組合に対する脱退組合員の財産分割請求権
(最一判昭32・11・14)
〇訴訟代理人の控訴権の放棄と特別授権(民訴法八一条二項)の要否
(東京高判昭32・8・24)
〇三日の期間を定めてした催告(民法五四一条)が有効と認められた事例
(東京高判昭32・9・20)
○債権差押並に転付命令無効確認の訴の適否
(広島高判昭32・9・25)
〇兄弟の代襲相続権
(福岡高判昭32・7・16)
〇解除条件附立木の売買と条件の成否未定の間にこれを転買した場合の条件成就後の効力
(福岡高宮崎支判昭32・9・19)
○収去命令に対する実体上の理由による不服申立方法
(福岡高決昭32・10・1)
▽敷地の分筆と建物保護法の適否
(東京地判昭32・8・9)
商 事
▽手形を買戻した裏書人が裏書を抹消せずに被裏書人に手形を返還した場合の法律関係
(東京地判昭32・9・14)
労 働
▽労災保険にいう業務上の事山に基づくものでないとした例
(大阪地判昭32・7・19)
刑 事
〇石炭鉱山発破係員の注意義務
(福岡高判昭32・7・18)
▽ダム建設工事関係音の注意義務―秋葉ダム発破事故事件第一審判決
(静岡地浜松支判昭32・8・27)
▽強盗の機会に婦女を強姦しようとして未遂に終りその際婦女に傷害を負わせた場合の擬律
(浦和地判昭32・9・27)