判 例 特 報

①ラストボロフ事件第二審判決（東京高判昭32・9・5)

②「見せ金」による株金払込の効力と払込保管金の返還時期（①東京地判昭32・8・30、②東京地判昭32・9・9）

判 決 録

民 事

◎賃料の受領拒絶があった場合とその後の賃料提供の要否

（最一判昭32・9・12)

◎訴訟の月的たる債務の承継を理山とする民訴法七三条の参加の適否

（最三判昭32・9・17)

◎一、人身保護請求事件につきーたん判決があった後における請求取下の効力

二、裁判（人身保護規則三五条三項の裁判）が当然無効と認められた一事例

（最二判昭32・9・16)

○動機の錯誤によって意思表示が無効とされた事例

（東京高判昭32・7・6)

商 事

▽小切手振出人の要請により支払拒絶証書を作成しなかった揚合における振出人に対する遡及の能否

（東京地判昭32・7・17)

労 働

▽小中学校の火災と宿直教員の謎責処分の正当性

（東京地判昭32・8・20)

刑 事

◎憲法二二条と外国人の日本国に入国する自由

（最大判昭32・6・19)

〇強盗殺人と窃盗の併合罪ではなく単一の強盗殺人罪の成立する事例

（札幌高判昭32・7・11)