判例時報 No.0107
昭和32年4月11日 号 定価:円
(本体価格:円+10%税)
判 例 特 報
①旅館でたばこを売ることは専売法違反となるか
(最一判昭32・3・28)
②アメリカ駐留軍人に対する死刑判決
(仙台地判昭32・3・20)
判 決 録
◎控訴審におけるいわゆる交替的訴の変更と裁判所の取扱方
(最一判昭32・2・28)
〇区分所有権の目的とならない一個の建物と認定された事例
(東京高判昭31・ 12・ 19)
〇権利濫用の一事例
(広島高判昭31・12・18)
▽借家改修による立退と賃貸予約の成立
(東京地判昭31・12・7)
▽利息制限法超過の利息を第三者が立替払した場合の法律関係
(東京地判昭31・12・25)
▽抵当権と目的物の保険金請求権に対する質権との競合とその優劣
(鹿児島地判昭32・1・25)
〇日本に在住する外国人バイヤーは商法上の代理商か
(東京高判昭32・1・28)
▽前取締役も失格決議の取消を請求できる
(東京地判昭31・12・28)
◎たばこ専売法七五条二項の「価額」の意義
(最二判昭31・12・28)
○一、弁護人の立会なくして審理し無罪の判決をした訴訟手続の法令違反と判決への影響の有無
二、右の訴訟手続の法令違反と事実誤認の判断との関係
三、右の場合における破葉自判の適否
(東京高判昭32・3・2)