◆判 例 特 報◆

①羅災都市借地借家臨時処理法二条の規定により設定された借地権の対抗カ

（最三判昭30・10・18)

②権利行使と恐喝罪

（最二判昭30・10・14)

◆判 決 録◆

行 政

▽パチンコ施設と入場税 抗告訴訟の被告適格

（東京地判30・7・19)

民 事

◎処分禁止の仮処分前の処分行為に基く仮処分後の登記の効力

（最三判昭30・10・25)

▽借家法の更新拒絶の正当事由と借地法の一時使用の賃貸借

（東京地判昭30・7・18）

▽起訴前の即決和解と民事上の争―「争の実情」の表示を欠く和解中立の効力

（東京地判昭30・8・16)

商 事

〇悪意の抗弁の成否

（札幌高函館支判昭30・9・12)

▽会社の出張所長と表見支配人

（東京地判昭30・8・24)

労 働

◎正当な組合活動が他面において共産党細胞活動の性格をもつ場合右組合活動を理由とする解雇と不当労働行為の成否

（最三判昭30・10・4)

刑 事

〇単線区間における業務上過失による電車の正面衝突の事例

（福岡高判昭30・8・30）

○一、証人尋問後数ヶ月又は裁判官交替後刑訴法三二一条一項二号但書該当の判断をすることの適否

二、新聞記事の証拠能力

（大阪高判昭30・7・15）

▽脱税額の一部に逋脱の犯意ある場合と全額についての責任

（東京地判昭30・5・27)