◆判 例 特 報◆

不起訴の合意と訴の却下

（東京地判昭30・6・14)

◆判 決 録◆

行 政

▽郵便物かびらか（東京地判昭30・7・19)

民 事

〇一、他人との共同経営のための賃借物の使用は転貸借か

二、重大な過失にもとづく時機に後れた主張が事件の完結を遅延せしめないものとして許された事例

（東京高判昭30・8・3)

○商標の使用禁止の請求を権利の濫用と認めた事例

（東京高判昭30・6・28)

〇運送会社の貨物係が託送を受けない貨物について小口扱貨物通知書甲片を発行したことによる会社の責任

（東京高判昭30・5・28)

〇昭和二二年法律五三号の合憲性

（大阪高判昭29・12・3)

〇当座貸越契約の公正証書と債務名義

（名古屋高決昭30・5・7)

▽換地予定地の指定と従前の土地の賃借権

（東京地判昭30・6・8)

▽一時使用の借地権にあたる事例

（東京地判昭30・6・7)

▽賃料取立債務と口頭提供の要否

（東京地判昭30・6・13)

▽社宅の明渡と社宅使用の法律上の性質

（①大阪地判昭30・5・10、②大阪地判昭30・7・14)

商 事

▽保険会社の支社長の権限

（大阪地判昭30・5・12)

▽株主総会の招集権者と取締役の引受担保責任の範囲

（東京地判昭30・6・13)

刑 事

▽占領軍秘密情報機関の暗黙の承認と密貿易（大阪地判昭30・2・5)