判例時報 No.0044
昭和30年3月1日 号 定価:円
(本体価格:円+10%税)
◆判例特報◆
駐留軍労務者の解雇と不当労働行為(東京地判昭30・2・10) 。
◆判決録◆
◎鉄道による貨物の運送契約は荷送人から鉄道営業者に対し運送状の交付を必要とする要式契約か(最一判昭30・1・27)
〇改氏についてのやむをえない事由(大阪高決昭29・12・15)
〇貸事務室の賃料増額請求が理由がある場合における旧賃料額供託の効果(東京判昭29・11・12)
〇自動車強制執行規則一〇条に基く評価額と売却条件の有無(札幌高決昭30・1・20)
▽月二割の利息の約定と民法九〇条(東京地判昭29・11・29) 10
▽離縁の訴の当事者(大阪地判昭29・9・26)
▽必要費に属する修繕費用の範囲(大阪地判昭29・12・21)
▽仮処分を取消すべき特別事情の有無(大阪地判昭29・12・21)
◎選挙運動用ポスターに押捺する選挙管理委員会の検印は公務所の印章か記号か(最三判昭30・1・11)
◎第三者間の手紙と刑訴法三二三条三号の書面(最一判昭29・12・2)
〇条約と法律(大阪高決昭29・12・28)
〇偽計か悪戯か(大阪高判昭29・11・12)
〇証人を公判廷で尋間することの請求(福岡高決昭29・10・30)
〇主文で二個の刑を言い渡す場合の執行猶予の言渡(名古屋高判昭29・12・25)
〇国鉄機関手に注意義務の慨怠があったものとは認められない事例(東京高判昭29・12・14)