判例時報 No.0345
昭和38年9月21日 号 定価:円
(本体価格:円+10%税)
判 例 特 報 ①HS式高周波療法の施行とあん摩師、はり師、きゆう師及び柔道整復師法一二条違反罪の成否―最高判昭35・1・27による差戻し後の控訴審判決(仙台高判昭38・7・22) ②一、密輸出、密輸入罪と貨物品月につい […]
判 例 特 報 ①HS式高周波療法の施行とあん摩師、はり師、きゆう師及び柔道整復師法一二条違反罪の成否―最高判昭35・1・27による差戻し後の控訴審判決(仙台高判昭38・7・22) ②一、密輸出、密輸入罪と貨物品月につい […]
判 例 特 報
①HS式高周波療法の施行とあん摩師、はり師、きゆう師及び柔道整復師法一二条違反罪の成否―最高判昭35・1・27による差戻し後の控訴審判決(仙台高判昭38・7・22)
②一、密輸出、密輸入罪と貨物品月についての虚偽輸出申告罪との限界
二、継続的に反覆して行なわれた密輸出、密輸入罪の罪数(船積み等が機会を異にして行なわれるごとに一罪)
――「すりかえ輸出」事件第一審判決(名古屋地判昭38・6・13)
判 決 録
〇国税徴収法九二条の趣旨(大阪高判昭38・2・28)
◎民法二九八条三項の法意(最二判昭38・5・31)
◎借地法七条にいう「建物力滅失シタル場合」の意義(最三判昭38・5・21)
〇被差押債権と差押当時相殺適状になかった債権との相殺(東京高判昭37・9・20)
〇詐害行為成立の要件(大阪高判38・4・9)
〇抵当権の実行による競売手続と債務者を原告とする配当異議訴訟の適否(札幌高判昭38・7・12)
▽借家契約における造作の附加、原状・用法の変更禁止特約の解釈(東京地判昭38・7・18)
▽自動車事故による傷害につき近親者の固有の慰籍料請求が否定された事例(東京地判昭38・6・28)
▽所有権留保の売主が自賠法の運行供用者と認められた事例(東京地判昭38・6・28)
▽一三年四ケ月の未成年者と責任能力(名古屋地判昭38・8・9)
▽理事の職務執行停止の仮処分の必要性(東京地判昭38・4・1)
▽振出日より前の日を満期とした約束手形の効力(飯塚簡判昭38・7・22)
▽殺人罪を犯した少年を保護処分に付した事例(大阪家決昭38・6・20)