判例時報 No.0314
昭和37年11月21日 号 定価:円
(本体価格:円+10%税)
判 例 特 報 ①山刑訴事件の再審の準拠法 ――日本岩窟王事件(最大決昭37・10・30) ②結核入寮患者に安静の措置をとらせなかった医師の過失による損害賠償(大阪地判昭37・9・14) 判 決 録 民 事 […]
判 例 特 報 ①山刑訴事件の再審の準拠法 ――日本岩窟王事件(最大決昭37・10・30) ②結核入寮患者に安静の措置をとらせなかった医師の過失による損害賠償(大阪地判昭37・9・14) 判 決 録 民 事 […]
判 例 特 報
①山刑訴事件の再審の準拠法
――日本岩窟王事件(最大決昭37・10・30)
②結核入寮患者に安静の措置をとらせなかった医師の過失による損害賠償(大阪地判昭37・9・14)
判 決 録
◎他人の権利の処分と追認(最二判昭37・8・10)
◎停止条件附代物弁済契約に基づいてなされた売買予約による所有権移転請求権保全の仮登記の効力(最二判昭37・7・6)
◎競落許可決定確定後における抵当債権の消滅と競落人の所有権取得(最三判昭37・8・28)
〇手形割引による融資の物的担保として差し入れられた代物弁済の予約につき民法一一〇条の表見代理の適用があるとされた事例(大阪高判昭37・8・6)
〇債務を免除した場合とその債務を重畳的に引き受けた者に対する効力(大阪高決37・6・21)
▽表見運行者と自動車損害賠償保障法三条の責任(東京地判37・9・7)
▽無効な競売手続に基づく競落人の代金の納付と債務者の納付金返還請求権の不当利得(神戸地姫路支判昭37・5・3)
▽別名を用いて手形を振出した場合における振出人の特定(東京地判37・9・14)
○過労運転と業務上過失致死との罪数関係(名古屋高判昭37 8・27)
▽鎮火妨害罪が適用された事例(東京地判昭37・8・17)
▽通貨模造罪の成立する事例(東京地判昭37・6・29)
▽罪証隠滅の虞は若干あるが、勾留してもこれを防止し得ないことを理由に勾留の必要なしとして準抗告を棄却した事例(大阪地決昭37・9・19)