判例時報 No.0240
昭和35年5月1日 号 定価:円
(本体価格:円+10%税)
判 例 特 報 ①住職が寺の普通財産をほしいままに費消した場合と業務上横領罪の成否 (京都地判昭35・3・16) ②一、違法な農地買収と慰籍料請求権の存否 二、弁護士費用の賠償請求 三、不法行為の短期消滅時 […]
判 例 特 報 ①住職が寺の普通財産をほしいままに費消した場合と業務上横領罪の成否 (京都地判昭35・3・16) ②一、違法な農地買収と慰籍料請求権の存否 二、弁護士費用の賠償請求 三、不法行為の短期消滅時 […]
判 例 特 報
①住職が寺の普通財産をほしいままに費消した場合と業務上横領罪の成否
(京都地判昭35・3・16)
②一、違法な農地買収と慰籍料請求権の存否
二、弁護士費用の賠償請求
三、不法行為の短期消滅時効の起算点
(東京地判昭35・4・5)
判 決 録
◎教室等の建物および空地のある学校農園を全部農地と認めた事例(最一判昭35・3・17)〇ローマ字印鑑の登録を認めないこととした印鑑条例と憲法二一条一項の表現の自由(東京高判昭34・12・15)
◎間借人の毎月一〇〇〇円の支払いを賃料でなく謝礼であるとし、賃貸借でなく使用貸借の成立を肯定した事例
(最三判昭35・4・12)
◎民法七一五条二項の「使用者ニ代ハリテ事業ヲ監督スル者」
(最一判昭35・ 4・ 14)
○いわゆる預金小切乎の交付と消費貸借の成立
(東京高判昭35・3・22)
〇一、不適法な代位訴訟と債務者の当事者参加の許否
二、過大催告に基づく解除の効力
(大阪高判昭34・8・29)
▽池の鯉は庭園の従物か
(東京地判昭35・3・19)
◎一、手形の補箋の表面の署名捺印と手形保証の成否
二、手形振出を理由とする請求を手形保証を理由として認容した場合と民訴法一八六条
(最三判昭35・4・12)
▽配炭公団は商人ではない
(東京地判昭35・1・23)
〇業務上横領罪に付公訴事実の同一性を認めた事例ー小切手の違法貸付とその返済小切手の違法貸付
(東京高判昭34・12・8)
〇銃砲刀剣類等所持取締法二二条の「あいくちに類似する刃物」にあたらないとされた事例
(福岡高判昭35・2・25)
▽小学校教論の公務の範囲について判断した一事例
(福島地白河支判昭35・2・24)
◎汽車電車の往来危険罪が成立しないとされた事例
(最一判昭35・2・18)