判 例 特 報

①弁護士法二五条に違反して提起された訴の適否

（東京地判昭32・5・15)

②権利金の獲得を目的とする土地明渡請求と権利濫用

（東京地判昭32・5・11)

判 決 録

行 政

▽国家賠償法の公権力行使の意義

（東京地判昭32・3・7）

民 事

〇一、真実と相違した被担保債権の表示と抵当権設定登記の効力

二、実体関係に符合しない登記と更生登記

三、抵当権設定登記抹消請求の訴と右訴において右登記の更生を命ずることの可否

（東京高判32・4・13)

〇遺言執行者解任の正当事由

（名古屋高決昭32・6・1)

▽代書代印による離婚届の効力

（東京地判昭32・5・13)

▽性格の相違を理由にする婚姻予約の破段と賠償義務の存否

（東京地判32・5・6）

▽請求の主観的予備的併合の許否

（岐阜地判昭32・5・22)

商 事

取締役会の決議の違法を理由とする共同代表廃止の登記申請却下の適否

（大阪法務局決定昭32・3・15)

労 働

▽駐留軍労務者の保安解雇と不当労働行為

（東京地判昭32・6・4)

刑 事

▽賄賂・不法領得の意義―電通省汚職事件第一審判決

（東京地判昭32・4・8)