判例時報 No.0113
昭和32年6月11日 号 定価:円
(本体価格:円+10%税)
判 例 特 報
①警察吏員の懲戒と懲戒権者の裁量権
(最二判昭32・5・10)
②企業組織における民法七一五条の使用関係と慰籍料請求権の相続性
(東京地判昭32・5・10)
判 決 録
〇温泉掘さく許可の性質及び温泉法四条の趣旨
(福岡高判昭31・11・8)
◎代りの家屋の賃貸および引渡の提供を条件と定めて家屋明渡を命ずる判決の適否
(最一判昭32・3・28)
〇一、手数料及び利息の天引と消費貸借の成立額
二、利息制限法超過利息の支払が非債弁済として返還を認められた事例
三、債務がないことを知らないでした示談契約と要素の錯誤
(東京高判昭32・2・28)
〇民訴法五四四条、五二二条二項の処分に対する不服申立の許否(大阪高決昭32・3・20)〇離婚訴訟係属中の扶養料請求
(福岡高決昭32・4・30)
〇民訴法六五六条の「差押債権者ノ債権ニ先タッ不動産上ノ負担」の範囲
(仙台高決昭32・2・16)
▽名刺使用の容認と表見代理の成立
(東京地判昭32・3・9)
▽学校給食用脱脂ミルクの横流しと民法九〇条
(東京地判昭32・3・18)
▽重畳的債務引受人と民訴法二〇一条の承継人
(長崎地判昭31・12・3)
〇株式会社設立準備中の発起人が会社名義で職業野球団を招いた場合の法律関係
(東京高判昭32・3・20)
▽保険会社の支社長は表見支配人にあたらない
(東京地判昭32・3・8)