判例時報 No.0010
昭和28年10月15日 号 定価:円
(本体価格:円+10%税)
◆判例特報◆
◆判決録細目◆
〇一、公正取引委員会の審決の取消又は変更を求める訴において、同委員会が違反行為の排除措置を命じた根拠となった適用法律が、審決後改正され、制限禁止が緩和された場合に、裁判所が判断の基準とすべき法律
◎一、立木の売買と明認方法の要否
◎地上建物の仮装譲受人から善意で譲受けた者に対し、土地所有者が敷地の賃借権設定を承諾しない場合と建物買取請求権(最一判昭28・10・1)
▽手形の隠れた取立委任と弁護士法第二八条(東京地判昭28・8・22)
▽自動車運転手の注意義務(東京地判昭28・8・10)
▽家の賃借人に対する仮処分と慰謝料(東京地判昭28・8・38)
◎警察に身柄拘東中の被疑者と弁護人との面接時間の不当な制限にあたる事例(最二判昭28・7・10)
〇公判期日が開かれながら、その公判調書を欠いた違法と判決の破棄(東京高判昭28・6・26)
〇一、同一又は近接した日時場所で数回にわたり金銭を供与した場合の罪数
▽一、占領中日本国の行政権の行使が停止されていた当時の十島村は日本国内か国外か