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2317

判例時報 No.2317
平成29年3月1日 号 定価: 2060 円(税込)

<最新判例批評>
 横大道 聡 北村和生 富田 哲 山本哲生
 
最高裁刑事破棄判決等の実情(下)
 ──平成二七年度──……石田寿一
 
刑法判例と実務
 ──第一五回 過失(下)──……小林憲太郎
 
国際刑法の窓(5)
 ──フランスにおけるテロ犯罪の規制──……森下 忠
 
在外研究だより(11)
 ――ロンドン在外研究・続編――……猪股弘貴
 
■判決録
<行政> 2件
<民事> 2件
<知的財産権> 1件
<刑事> 2件


◆記 事◆

最高裁刑事破棄判決等の実情(下)──平成二七年度──……石田寿一
刑法判例と実務──第一五回 過失(下)──……小林憲太郎
国際刑法の窓(5)──フランスにおけるテロ犯罪の規制──……森下 忠
在外研究だより(11)―─ロンドン在外研究・続編──……猪股弘貴

◆判決録細目◆

行 政

◎地方自治法(平成一四年法律第四号による改正前のもの)一〇〇条一二項及び一三項の政務調査費の制度が設けられた後において、普通地方公共団体が地方議会の会派に対し、地方自治法二三二条の二に基づき補助金を交付することの可否

(最三判平28・6・28)

○一 授益的行政処分に対する職権取消権の発生要件及びその判断における裁量の有無
二 公有水面埋立法四条一項一号の要件審査の範囲及び違法性の判断基準
三 公有水面埋立法四条一項二号の要件審査の違法性の判断基準
四 公有水面埋立法四二条一項の承認に対する職権取消権の取消制限が認められた事例

(福岡高那覇支判平28・9・16)

民 事

▽遺産分割調停事件を受任した弁護士が関連事件も含めて調停を成立させた場合における報酬、着手金の算定事例

(東京地判平27・10・29)

▽裁判官の釈明権の行使が違法とされた事例

(神戸地判平28・2・23)

知的財産権

▽存続期間の延長された特許権の効力が被告の製造販売に係る医薬品に及ぶか否かについて、当該医薬品は延長登録の理由となった処分の対象となった「物」又は「その均等物ないし実質的に同一と評価される物」に当たらず、効力が及ばないとして、原告の請求が棄却された事例

(東京地判平28・3・30)

刑 事

○銃砲に実包が装てんされていることを失念・忘却した場合の不法装てん罪の故意

(東京高判平27・8・12)

▽危険運転致死罪の「その進行を制御することが困難な高速度」に該当するかどうかを判断するに当たり考慮すべき道路状況等には、他の自動車や歩行者の存在は含まれないとした事例

(千葉地判平28・1・21)

判例評論

七二 退職一時金に付加して返還すべき利子の利率の定めを政令に委任する国家公務員共済組合法(平成二四年法律第六三号による改正前のもの)附則一二条の一二第四項及び同条の経過措置を定める厚生年金保険法等の一部を改正する法律(平成八年法律第八二号)附則三〇条一項は、憲法四一条及び七三条六号に違反しないとされた事例

(最一判平27・12・14)……横大道聡

七三 一 公立中学校等教職員団体がした教育研究集会の会場としての市立小学校施設の目的外使用許可申請に対し、これを不許可とした校長の処分に裁量権の逸脱又は濫用があるとされた事例

 二 公務員の国家賠償法上の違法及び過失が否定された事例
(大阪高判平27・10・13)……北村和生

七四 東日本大震災に伴う仕入先工場の操業停止により、売上げの大半を失った会社(間接被害者)に対する賠償が一部認められた事例

(大阪地判平27・9・16)……富田 哲

七五 被保険者が被害者に対して支払うべき損害賠償金から、被保険者が被害者に対して損害賠償金を支払うことによって代位取得するものの価額を控除した額の限度で保険金を支払う旨の賠償責任保険普通保険約款条項(二条一項一号)の適用範囲

(東京地判平27・8・18)……山本哲生

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