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2304

判例時報 No.2304
平成28年10月21日 号 定価: 830 円(税込)

現代型取引をめぐる裁判例(406)……升田 純
 
空家をめぐる法的問題 第五回
 ──空家特措法上の代執行の手続と課題……西口 元
 
海外判例研究―─第二回─―
 大林啓吾 胡 光輝 仲道祐樹 小池信太郎 緑 大輔
 
対話小説★戦後裁判官物語(2)……乗本太市
 
■判決録
<行政> 3件
<民事> 3件
<知的財産権> 1件
<労働> 1件
<刑事> 1件


◆記 事◆

現代型取引をめぐる裁判例(406)……升田 純

空家をめぐる法的問題 第五回──空家特措法上の代執行の手続と課題……西口 元

海外判例研究─―第二回─―

 憲法……大林啓吾 民法……胡 光輝 刑法……仲道祐樹・小池信太郎 刑事訴訟法……緑 大輔
対話小説★戦後裁判官物語(2)……乗本太市

◆判決録細目◆

行 政

▽生活保護受給者に対する生活保護法二七条に基づく行政指導が違法であり、右行政指導に従わなかったことを理由とする生活保護停止処分も違法であるとして取り消された事例

(さいたま地判平27・10・28)

▽建設業法二八条三項に基づく建設業者に対する営業等停止処分について、同法二八条一項三号の「業務に関し」に関する法解釈をした上で、同解釈によっては事実関係についてさらなる審理を尽くす必要があることを否定できず、現段階では「本案について理由がないとみえる」とまではいい難いなどとして、処分の効力を停止した事例

(佐賀地決平27・7・10)

▽露店業者が警察署長に提出した道路使用許可申請書に記載された露店業者及び現場責任者の氏名等の情報が、三重県情報公開条例七条二号・三号の「事業を営む個人の当該事業に関する情報」に該当すると判断された事例

(津地判平28・3・24)

民 事

○激しい息切れを起こして入院した患者が、退院後DICを発症して再入院し、他に転院した後多臓器不全等により死亡した場合、医師に退院の際の説明義務違反があり、患者の自己決定権を侵害したとして病院側の不法行為責任が認められた事例

(大阪高判平27・11・11)

▽精神科医が執筆し、月刊誌に掲載された「大阪府知事は『病気』である」と題する記事が同知事の名誉を毀損するとして損害賠償を求めた場合において、右記事における表現を意見ないし論評であるとした上で、名誉毀損による不法行為の成立を認めた事例

(大阪地判平27・9・29)

▽駐車場の賃貸借契約において、過去の浸水被害につき賃貸人の説明義務違反があったとして不法行為に基づく損害賠償請求が認められた事例

(名古屋地判平28・1・21)

知的財産権

▽本件特許出願が発明者自身又は発明者から特許を受ける権利を承継した者によりされたことの立証がなく、特許法一二三条一項六号及び一〇四条の三第一項に基づき特許権の行使ができないとされた事例

(東京地判平27・4・24)

労 働

○造船会社で稼働していた者の肺がんによる死亡について業務起因性が認められた事例

(大阪高判平28・1・28)

刑 事

○強盗殺人罪から強盗致死罪への認定変更を求める再審請求が、刑訴法四三五条六号の「軽い罪」を認めるべき場合に該当するとした事例

(広島高岡山支決平28・1・6)

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